結婚願望はあるけど、躊躇してしまうという介護士は少なくありません。結婚を躊躇する大きな要因の一つは、給料にあると言われています。介護職全般は給与が低く、全業種の平均値を下回っている傾向です。職種や経験によっては年収300万円未満という人もおり、お金のことを考えると結婚に踏み切れないという声が目立ちます。給与の問題は生活全般に影響しますし、自分事で済ませることはできません。配偶者という相手がいるからこそ、独身時代よりもお金のことをよく考える必要があります。
出会いの機会が少ないことも、結婚が難しい理由だと言われています。仕事で疲れたら自宅に直行するという人が多く、休日はずっと寝て過ごすという人も少なくありません。プライベートな時間が減ってしまうと、出会いを得ることが難しくなります。本気で結婚を考えるならば婚活イベントに参加する手もありますが、なかなか踏み切れない人もいるでしょう。
出会いを得られにくい要因には、不規則な勤務形態も挙げられます。特に夜勤入りをすると、生活リズムが崩れてしまうケースが多いです。昼夜逆転の生活になると、婚活イベントに参加するにも難しくなってきます。結婚を希望する介護士は、収入を増やしたり夜勤のない職場で働くことなどがポイントです。
これらの問題を解決するには、同じ悩みを共有できる介護士同士で結婚するという方法もあります。夫婦共働きをすれば家計の収入は、一人暮らしをしていた時代よりアップするでしょう。お金がないから結婚を避けるのではなく、お金がないから結婚するという発想もありです。